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須恵器有蓋坏 蓋(すえきゆうがいつき ふた) Sueki lid
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須恵器有蓋坏 蓋(すえきゆうがいつき ふた) Sueki lid
解説
8世紀
北丘35号窯出土
高3.0㎝ 口径14.0㎝
多治見市教育委員会 蔵
須恵器は、5世紀に朝鮮半島から日本へ伝わった技術で作られた、日本でもっとも古い陶器です。釉薬(ゆうやく)は掛けられず、日常用食器・貯蔵具・祭具などが作られました。美濃窯(みのよう)では7世紀代(飛鳥時代)から生産され始めましたが、窯の数が少ないことから、地元で必要な分だけ焼いていたと考えられます。有蓋坏(身と蓋がセットになったうつわ)の蓋です。坏というのは、食べ物を盛る食器の一種です。
見どころポイント
つまみ
頂部には、宝珠(ほうじゅ)形のつまみが付けられています。
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