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西浦焼釉下彩花瓶(にしうらやきゆうかさいかびん) Under glaze painted base, manufactured by Nishiura
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西浦焼釉下彩花瓶(にしうらやきゆうかさいかびん) Under glaze painted base, manufactured by Nishiura
解説
19~20世紀
高26.0㎝ 口径6.6㎝ 胴径13.0㎝
多治見市美濃焼ミュージアム 蔵
明治30年代に西浦円治(五代)がつくらせた釉下彩の磁器は、釉薬の下に「吹き」の技術で絵付をしたものです。釉下彩というのは本来、釉薬の下に絵付けをする染付などの装飾技法全般を指しますが、特に円治の工場の製品である西浦焼には、釉下彩の吹き絵付けの優品が数多いことで知られます。吹き付けられた絵具のグラデーションが美しく、輸出された海外で美濃焼の評判が高まりました。
見どころポイント
幻の技術
紫陽花の花ひとつひとつにまで濃淡をつけた、吹き絵付けの細やかな技術が、実に見事です。これを再現することは、不可能だともいわれています。
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