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染付竹籠形手鉢(そめつけたけかごがたてばち) Under glaze painted basket
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染付竹籠形手鉢(そめつけたけかごがたてばち) Under glaze painted basket
解説
19世紀
高13.7㎝ 長径16.6㎝ 短径21.5㎝
多治見市美濃焼ミュージアム 蔵
「濃州春良造 伯陽五柳画」と銘があり、市之倉の陶工・加藤良助がつくったことがわかります。持ち手の付いた、竹籠を模した形の磁器に、おめでたい高砂の老夫婦の絵が見事に描かれています。この手鉢は明治13年(1880)、明治天皇が巡幸で西浦円治宅の離れに宿泊した際、使われたものと伝えられています。その建物は移築されましたが、庭園が多治見市史跡として保存されています。
見どころポイント
春良×五柳のコラボ
五柳の原画をもとに春良が絵付けした、老夫婦の表情の描写や、ダミ(呉須による塗りつぶし)の濃淡が見事です。
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