移動展「古代の多治見-古墳と集落遺跡-」
2022.02.26
多治見市文化財保護センターにて令和3年7月5日(月)~令和4年1月28日(金)まで開催しておりました企画展が、移動展として美濃焼ミュージアムへやってきます。
古代の多治見市を考える上で、市内に点在する古墳や集落遺跡は貴重な資料です。多治見市では古墳時代の後期にあたる6世紀から古墳がつくられるようになり、古墳の近辺には当時の人々が生活した集落の遺跡が見つかっています。
古代の多治見市域は、可児郡と土岐郡に分かれていました。当時の可児郡にあたる地域からは虎渓山一号古墳(虎渓山町)、土岐郡にあたる地域からは狐塚古墳(笠原町)という突出した規模の石室を有する古墳が見つかっています。
本企画展では、それらの古墳を含めた多治見市内の古墳と多治見市周辺地域にある古墳から出土した遺物の産地などから、古墳時代における地域交流を紹介します。また、古墳時代の生活の様子がわかる集落遺物からの出土品もあわせて展示します。
多治見市文化財保護センター移動展
「古代の多治見-古墳と集落遺跡-」
期間:令和4年3月9日(水)~4月17日(日)
場所:美濃焼ミュージアム内 ギャラリーS1