企画展「戦国桃山の茶入」H31.1.19~5.26まで
2019.01.15
名称 | 企画展「戦国桃山の茶入」 |
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内容 |
茶入とは、抹茶を入れる陶器製の壺で、中国からもたらされた唐物茶入と国内で生産された和物茶入があり、和物茶入は圧倒的に瀬戸・美濃窯で生産された瀬戸茶入で占められています。 最初の瀬戸茶入は、13世紀末の窖窯期の小壺と考えられていますが、当初から茶入の用途をもつものとして造られたものであるかは不明です。窖窯期(14~15世紀代)の茶入は、丸壺・肩衝・擂座・大海の四種で、大窯期(15世紀末)になると、新しい器種として芋子・内海・文琳などがつくられるようになり、連房式登窯(17世紀以降)が導入されると大量生産の時代に入り、織部茶入がつくられるようになります。 茶入の研究は、寛永七年頃成立した『茶入之次第』にはじまり、『茶器弁玉集』・『古今名物類聚』・『大正名器鑑』などがあり、窯分け・手分けによる分類が行われておりますが、製作年代の考証が未詳のままの状態であり、美術鑑賞史的な編年観によって体系づけられています。 本展覧会では、生産地の観点から考古学的な調査結果を基にして大窯期に入る戦国期から桃山期につくられた茶入の編年的変遷過程を紹介します。 |
関連イベント |
記念講演会
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開催期間 | 平成31年1月19日(土)~5月26日(日) |
展示会場 |
美濃焼ミュージアム内 ギャラリーM1 (多治見市東町1-9-27) |
開館時間 |
9時~17時(入館は16時30分まで) |
休 館 日 | 月曜日(月曜日が祝日の場合は開館、翌平日休館) ※年末年始休館 12月28日~1月3日 |
入 館 料 |
入館料:一般310円(260円) 大学生210円(150円)※()内は団体料金(20名以上) |