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瀬戸黒茶垸(せとぐろちゃわん) Setoguro tea bowl

 

荒川豊蔵瀬戸黒

解説

  • 20世紀
  • 荒川 豊藏(あらかわ とよぞう) 作
  • 国の重要無形文化財 「志野」「瀬戸黒」保持者(人間国宝)
  • 高 10.2㎝ 口径12.0㎝
  • 東濃信用金庫 蔵
  • 東濃信用金庫美濃陶芸作品永年保存事業 特別永年保存作品
  • 荒川豊藏は、志野と瀬戸黒の技術で人間国宝の認定第一号となったうちのひとりです。ふたつの技法で認定された人間国宝は、豊藏しかいません。漆黒の艶を持ちながら、ちぢれた釉薬が現代における瀬戸黒の景色となり、魅力を増しています。

見どころポイント

荒川豊蔵瀬戸黒みどころ

ちぢれ

漆黒の瀬戸黒釉が、ちぢれています。桃山陶では失敗だった釉調を、豊藏は美の表現として見事に昇華させました。

荒川豊蔵瀬戸黒みどころ

口縁

内側にやや転んだ口縁が、特徴的です。

多治見市美濃焼ミュージアム

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