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銅版クロム青磁鉢(どうばんくろむせいじはち) Chromium glazed bowl

 

クロム青磁

解説

  • 19~20世紀
  • 高6.7㎝ 口径21.2㎝
  • 多治見市美濃焼ミュージアム 蔵
  • 一般的な青磁は、釉薬に含まれる鉄分を還元炎焼成で発色させるものですが、この資料は釉薬に酸化クロムを加えることで緑色にする「クロム青磁」です。龍や花が描かれた青い絵付けは銅版を使い、酸化コバルトを用いた染付です。明治時代や大正時代の銅版染付の中には青色でなく、酸化クロムによって緑色に絵付けされたものもあります。

見どころポイント

クロム青磁みどころ1修正

深みのある色合い

酸化クロムの量によって深緑色やうぐいす色になる、深みのある色合いがクロム青磁の特徴です。

多治見市美濃焼ミュージアム

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