公民館からのお知らせ

道マニア界で噂の「謎の道」

市之倉に、地図にはないような「謎の道」があるのはご存じでしょうか。なぜここに道があるのかというような場所にあり、右へ左へと複雑に入り組んだ道になっています。

県道沿いにある謎の細い道。ここを進むと…
木々が生い茂り、階段のある道にでました。

この場所の木々はまるで天井のように覆いかぶさる形で生えており、快晴の日でも木陰の中は涼しくとても快適でした。川や切り立った断崖の風景もあり、ちょっとした秘境探索の気分です。

そこを先に進んでいくと、手づくり感にあふれるトンネル(隧道)が現れます。一部岩がむき出しになっている隧道で、全体がひとつの岩となっています。

トンネル出入口(山道側)

ひも解くとこの道は1886年(明治19年)竣工で、県道ができる1969年までは市之倉と他地域を結ぶ重要な生活道路だったとのこと。まっすぐ行けば短い距離なのに右へ左へと道がつづら折りになっているのは、昔歩いてここを通った人たちの運搬の負担を減らすため、急こう配にならない配慮だったんですね。

トンネル内はセンサーで点灯するライトがあり視界良好
トンネル出入口(道路沿い側)

市之倉の「謎の道」、よかったら見つけてみて下さいね。

※こちらの記事は「地域紹介」のページにも同じ内容でご案内しております。

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