⑧A 馬頭観音(下切駅そば)

馬頭観音A

(A)姫町6丁目太多線下切駅近く、旭屋宅内旭屋さんがお守りしている。

 *馬頭観音についてコメント* 
多治見からは、「今渡街道」と呼び、今渡からは 「多治見街道」と呼んでいた。街道には馬頭観音が多くみられる、明治33年中央線の開通、大正17年私鉄東美鉄道が開通するまで、多治見から野市場(可児市今渡)まで特産品の美濃焼陶器、年貢米を馬車で運び~舟で関西・関東方面に輸送された。当時の輸送手段は馬が欠かせない存在であった。それだけに馬に寄せる関心は強く家族の一員であり生計の担い手であった。馬頭観音は馬の守り神、農耕の守り神、交通安全の守り神、又死んだ馬の供養にと建てられた観音菩薩である。